大須は萌えているか?

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ジョジョの奇妙なBD 第3巻を観て

「おまえはこのディオにとってのモンキーなんだよジョジョォォォォーーーーッ!!」

そういや長らく犬山の日本モンキーパーク行ってないなぁ(どうでもいい話)。これまた遅ればせながらのジョジョの奇妙な冒険 BD3巻の話。いよいよBDも第一部完結まできましたね。早いものだ……というか、第一部が短いというのもあるんですが。

ただ、この第一部の9話を改めて見返してみると、わずか9話とは思えぬ密度の濃さがありますね。他の1クールの深夜アニメなんかを観ると「やっぱ2クールは無いと話が薄っぺらくなるなぁ」などと思ってしまうこともしばしばなんですが、このジョジョ第一部はわずか9話にしてジョジョとディオの因縁を描き切っているなぁと。

ちょうど最近第二部のテレビ放映も終わりましたが、こちらは10話~26話までの全17話構成。第一部のほぼ倍ですね。あの終わり方を見るとおそらく第三部もやってくれると思いますが、原作の分量を考えると2クールまるまる使っても収まらないボリュームになります。

そう考えると、この9話でひとまず話が完結する第一部って、「ジョジョ」ワールドの入り口としてはちょうど良いボリュームだなぁと。それでいて物語の密度は濃いし。

このBD3巻収録の話で一番好きなのはやはりウィンドナイツ・ロットでの戦いに決着がつく8話。この話はもうテレビ放映時から作画レベルも高かったし、声優陣のテンションも素晴らしくて言うことなし。ちなみに原作だとこの話の途中で「URYYY」が「WRYYY」に変わるんですが、アニメではさすがにそのニュアンスの違いはわかりませんね(そりゃそうだ)。

この話はディオの取り巻きのゾンビがやたら登場してくる話でもありますが、特にペイジ、ジョーンズ、プラント、ボーンナム(名前の元ネタはレッド・ツェッペリンのメンバー)の4人は印象的。わざわざ1人ずつ名乗った上でストレイツォに対し4人同時に血管針攻撃を仕掛けるという見せ場を作り、黒い三連星ジェットストリームアタック程度には盛り上がるのかと思いきや、スト様が容赦せず2ページ半(原作的な意味で)で始末してしまう有様。原作読んだときも「こいつらわざわざ名乗る意味無かったんじゃ……」と思ったりもしましたが、それがちゃんとアニメでもカットされずに残っているところに原作愛を感じずにはおれません。

あとこの話の中で何気に好きなセリフが、「紳士として恥ずべきことだが正直なところ今のジョナサン・ジョースターは……恨みをはらすためにディオ!貴様を殺すのだッ!」。いやなんかこのセリフ、いろいろ応用が効きそうじゃないですか。ちょっと憚られるような行動も、「紳士として恥ずべきことだが」と頭に付けるコトによって、なんかセーフっぽくなる感じが。

用例:「紳士として恥ずべきことだが正直なところ今の僕は……性欲を満たすために抜きゲーを買うのだッ!」

うん、なんかもうほんとにどうでもいい話ですね。いよいよ次からはBDも「戦闘潮流」編に突入というコトで、シュトロハイム大好きな私としては期待せざるを得ません。24話のアヘ顔(?)最高でしたね。

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