大須は萌えているか?

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自宅警備隊西へ その1 広島・竹原編

※画像多め。記事タイトルに意味はありません。

連休前、知り合いの荒川茂樹氏(仮名、東京在住)が「どうです、ドライブでも以下略」と言ってきたので、ふらっと出掛けるコトにしました。東に行こうか西に行こうか悩んだのですが、今回は西へ。

職業柄多忙な荒川氏とは、4月30日のアサイチに広島で合流するコトになったため、私は4月29日に愛知を出発し、先に広島県内をふらふらするコトにしました。

広島っていうと、最近では「おしい!広島県」なんていう観光キャンペーンもやっているみたいですが……

香川の「うどん県」と同じように、自虐的にも聞こえるキャッチコピーで注目を集める作戦ですかね。いやでも、県内に2つも世界遺産があるよーなところの何が惜しいというのか。まぁ確かに、ちょうど牡蠣のシーズンを外してしまったコトは惜しかったですけども。

原爆ドーム

そんなワケで、のぞみに乗って広島駅まで行き、まずは路面電車に乗って原爆ドームに行ってみました。

むかーし一度来たコトあるんですけど、もう一度見てみたくなったので。この建物も元々は「広島県物産陳列館」として建設されたモノで、県内の産業奨励・PRのための施設だったんですよねぇ。

中は鉄骨で補強されてますが、この状態で現存しているのがそもそもすごい。

原爆ドームを見たあとは、再び路面電車で広島駅に戻り。広島駅の路面電車ホームって、枝分かれしていてカッチョイイけどややこしい。

せっかくだから宮島に行くという手もあったんですが、時間のロスが大きいのと、視聴率がイマイチとはいえ平清盛的なアレにより混雑してそうな気もしたのでパス。2年半くらい前、四国旅行のついでに寄ってますしね。

竹原

で、今回行きたかったのは竹原です。そうですたまゆらです。第2期制作決定おめでとうございます。

竹原へは広島駅から呉線に乗って行くワケですが、昼間は竹原まで1本で行けるのが無く、広駅で乗り換えるコトになります。しかしこれも時間帯を間違えると、広駅で待ちぼうける羽目になる(なにせ1時間に1本ペース)ので、予め乗り継ぎ検索は必須。

呉線って初めて乗ったんですが、瀬戸内をずっと走って行くので車窓からの風景は抜群。そして広で乗り継いだ普通列車は、2両編成のうち後方の車両は基本的にドアが開かないといういかにもなローカル線。竹原駅では後ろの車両もドア開きましたけどね。

竹原駅からアニメの舞台にもなっている町並み保存地区へは徒歩15分くらい。駅の目の前から続いている商店街を歩いていきます。……地方のご多分に漏れず、半ばシャッター街化しちゃってますけども。

そして商店街の真っ只中にももねこ様発見。「こどもの日」仕様になってる。

台座(?)には賽銭箱やももねこ様のサインまで……どういうことなの……。

ももねこ様像を通り過ぎ川沿いに出ると、町並み保存地区はすぐそこ。良い雰囲気。

休日というコトで結構賑わってましたね。古い町並みを楽しみにきた中高年の方もそれなりに見かけましたが、たまゆら見て来ただろうお前ら的な方々もかなり多く見受けられました。や、私もそのひとりなんですけど。1期終わってしばらく経ちますけど、人気あるなぁ。NHKに取り上げられた効果もあるんでしょうか。

古い町並みの中でまず目に付いたのは、「酒」のでっかい看板。

竹鶴酒造という造り酒屋さんで、ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝の生家でもあるとのこと。竹原駅にニッカウヰスキーの看板があるのはそういうコトか。ただ、竹鶴政孝は分家筋の人間で、ここの跡取りというワケでは無かったみたいですね。

も少し進むと、お好み焼き「ほり川」があります。たまゆらで言うところの「ほぼろ」。

んでもって、その向かいちょい先にある階段を登っていくと西方寺というお寺があり、本堂右手の高台にあるのが「普明閣」。清水の舞台の小さいバージョン。

アニメにもよく登場してましたね。竹原の街が一望できるので、聖地的な意味抜きで良い場所。

そしてお腹も空いていたので、「ほり川」にて食事。すぐに座れないくらい混み合ってましたが、15分待ちくらいで済みました。

注文したのは「ほぼろ焼」。本来は期間限定のアニメタイアップメニューだったみたいなんですが、通常メニュー化したらしい。ちなみに値段もアニメといっしょ。つまり少々お高めなんですけど、観光地価格と考えればこんなもんじゃないですかねぇ。

「cafeたまゆら」の元ネタである「茶房ゆかり」は休業中。

町並み保存地区の外れにある「日の丸写真館」は、もうかなり前から営業していない様子。ただ、ショーケース内にたまゆらのポスターは貼ってあった……!

竹原市役所のたまゆら看板も健在。

商店街や駅前の静けさを見ると「この町大丈夫かしらん」と思ってしまったりもするんですけど、町並み保存地区一帯は結構活気づいてましたね。そしてその中に占めるアニメファンの割合(見た目で判断)を考えると、「たまゆら効果」も馬鹿にできないような感じがします。

名古屋からだと、そうおいそれと行ける場所ではないんですが、瀬戸内の景色も素晴らしいし、またどこかのタイミングで行ってみたいですね。

続く。