大須は萌えているか?

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自宅警備隊西へ その3 萩~長門編

※画像多め。記事タイトルに意味はありません。

この記事は、「自宅警備隊西へ その2 石見銀山編」の続きです。

美又温泉で一泊したあとは、日本海沿いを走って行きます。美又温泉ではLANはおろかSoftBankの3Gも使えず、完全にオフライン状態で一晩過ごしたため、途中立ち寄った道の駅で3Gが使えるのを見て思わず感動してしまったのは今となっては良い想い出です。

にしても、この辺の海ってキレイだし人も少なくて良いですね。海水浴シーズンだとどれくらい混雑するのかわかりませんが、少なくとも太平洋側の人の多い地域にありがちな芋洗い状態に比べれば遥かに幸せな環境に見えます。

笠山

そうして午前中クルマを淡々と走らせ、萩市に到着。ここでちょっと立ち寄ってみたのが笠山。国道191号からちょっと入っていったところにある、標高100mそこそこの小さな山なんですが、これでも活火山なんだそうで。頂上までクルマで登ることができ、展望台もあります。良い眺め。

面白いのが、ここから見える島々が皆真っ平らなコト。これらの島々(萩六島というそうな)も別々の火山島らしいんですけど、なんでこんなに真っ平らなのやら。笠山の麓には国の天然記念物に指定されてる明神池もあり、なかなかに面白い場所でした。

萩城趾

その後は萩観光の典型パターンというコトで、萩城趾へ。

この日はGWの中日というコトもあってか、けっこう空いてました。でも、なんかイベントの設営準備みたいなのしていたから、GW後半になんかイベントやる予定だったのかな?

萩というと、関ヶ原で破れた毛利氏がガッツリ減封された挙げ句に飛ばされてきたところですが、地元にしてみれば町の礎を作ったお殿様として称えられてたりもするワケで、まぁそれはそれで良い話のよーな気がしなくもありません。

城内には毛利元就毛利輝元らを祀った志都岐神社という神社も。

……毛利家の家紋(一文字三つ星)を目に見立てると、(´・ω・`)ショボーンのようにも見えて……いえなんでもないです。

それから、萩城近くにあった気になる貼り紙。

そんなにこの辺、猫を捨てる人多いの……?

その後、昼飯でも食べようと道の駅「萩しーまーと」に足を運んでみたところ、あまりの激混みっぷりに断念。萩城近辺は空いていたのに、なんなんですかこれは。仕方無いのでも少し周辺をうろうろし、目に付いたお店で昼食。こっちは空いてた。どうもあの道の駅に一極集中しているくさいなぁ。

ちなみに、萩というとその城下町の古い町並みもウリですが、竹原・石見に続き3日連続で古い町並みを見ていると、そろそろもういいよという気分になったりならなかったりもします。いや、それぞれ雰囲気は違うんですけどね?

金子みすゞ記念館

萩を後にし、再びクルマを西に走らせていくうちに、長門市に到着。ここでなぜか「金子みすゞ記念館」に立ち寄ってみるコトに。私も荒川氏も、ACのCMでやってた「こだまでしょうか」程度しか知らないのに。

 

この記念館、面白いのは本館と隣接する形で、金子みすゞの実家である書店・金子文英堂を再現しているところ。

部屋や庭の様子も再現されており、これだけでも見る価値あるかも。本館の方では金子みすゞの生涯や作品が紹介されてますが、優しい詩とは裏腹に、本人の人生はかなり悲劇的なものだったんですねぇ。金子みすゞ本人のコトをなんも知らずにいただけに、結構衝撃的でした。

ちなみにここ、駐車場が裏手にしか無く、しかも駐められる台数が7台と結構少ないので注意です。私たちが行ったときには、臨時駐車場も用意されてましたけども。

続く。