大須は萌えているか?

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アニメな話 2018年まとめ

今年も知らん間に12月30日になってしまったので、備忘録代わりに今年1年観たアニメをまとめておきたいと思います。2017年はこんな感じでした。

1~3月

アニメな話 2018年冬 - 大須は萌えているか?

刻刻』と『宇宙よりも遠い場所』は後から気になってプライムビデオで視聴。

4~6月

アニメな話 2018年春 - 大須は萌えているか?

7~9月

アニメな話 2018年夏 - 大須は萌えているか?

10~12月

アニメな話 2018年秋 - 大須は萌えているか?

良かった作品5選

今年もずーっとテレビシリーズでBDを買い集めた作品は無いままだったんですが、年末になってジョジョ黄金の風とSSSS.GRIDMANのBDが出たので買っちゃいました(⇒ 最近買ったアニメBD三種(ジョジョ・GRIDMAN・ガルパン))。ただ、ジョジョに関してはまだ「始まったばかり」なので、今回は対象から外しておきます。

SSSS.GRIDMAN

文句無しに一番ツボに入った作品でした。円谷特撮×トリガーという時点で胸が熱くなるものはあったんですが、全編通してのクオリティも高く、最終話のたたみ方もキレイだったし、文句無し。最終話最後の実写パートは賛否両論ありましたが、原作が特撮作品だったというコトを考えると、そちらの世界とのリンクにもなる良い終わり方だったんじゃないかなと。

ある意味、あの実写パートはエヴァの『Air/まごころを、君に』を彷彿とさせるものもありましたが、エヴァがどこか視聴者を突き放すような描き方だったのに対して、グリッドマンはアカネが前へと進む希望を示しながらの終わり方だったのも良かった。フィクサービームすごい。てか私、何歳になってもこういう「ヒーローもの」が好きなようです。ただ、アメリカのヒーローものはあんまり興味無かったりするので、やはり子供の頃さんざんウルトラマン見てた影響なのかなー。

宇宙よりも遠い場所

これ最初観て無くって、Twitterなんかで話題を見かけてAmazonで観てみたら面白かったヤツ。報瀬が南極を目指す理由はなかなかヘビーなものでありつつ、ストーリーはシリアスとコミカルのバランスが取れた、観てて疲れない、でも見応えのあるバランス感覚に優れた作品でした。南極という場所の魅力と南極観測隊のシビアな現実の両面を描きつつ、女子高生4人が南極観測隊に便乗するという一見荒唐無稽な展開をちゃんとストーリーとして成立させていたのはお見事。

ひそねとまそたん

最後の方の展開は正直あまり好みでは無かったんですが、主要な女性キャラクターが皆ヒロインっぽくない、だけど話として面白いという点で希有な作品でありました。メインの5人がそれぞれ癖のあるキャラクターぞろいなんだけど、心理描写は丁寧なので、「こんなヤツいねーだろ」と思う一方で「いや、結構居るなこういうヤツ……」と思ったりもしてしまう感じ。物語自体は「人間以外の生命との交流を通して絆の大切さを描く」みたいなかなりベタなヤツなので、このトリッキーなメインキャラの設定が上手く作品のアクセントになった感じ。

あそびあそばせ

ギャグの突き抜け方が清々しい作品。主人公である華子の顔芸がヒドい(褒め言葉です)わ、下ネタ成分も多めだわでかつての稲中卓球部のような作品を彷彿をさせるモノがありますが、一方で近年のアニメの女子高生にしてはスカートの丈がちゃんと膝くらいまであるのが妙に新鮮でした。……いや珍しくないです?(それだけアニメでは短い丈がスタンダードになり過ぎているワケですが)。ギャグが下品な分、メインの3人の外見は清楚な感じにするというギャップ狙いのデザインなんでしょうけど、本来校則を守るならばこれくらいが普通なんだよね??

ゴブリンスレイヤー

ゴブリンスレイヤーさんが最後まで画面には素顔が映らず、なんかエロゲの主人公みたいな雰囲気だったのはさておき。この世界における「ゴブリン」という存在をどう捉えるかで、いろんな読み方ができそうな作品。天災とも捉えるコトができそうだし、理不尽な暴力とも捉えるコトができそうだし。そうした過去の経験に囚われ、復讐に身を燃やしていた男が仲間との絆を通して前に進んでいく話、とも解釈できますが、ゴブリンスレイヤーさんが冒険者になっちゃったらそれもう「ゴブリンスレイヤー」じゃなくね?という気もするんですが、続編はあるんでしょうか。

そのほか

世間的には、今年一番話題になったアニメってなんだったんでしょうねえ。『ポプテピピック』は放映されていた間はかなり話題になってましたけど、放映終了後も話題になり続けるタイプの作品では無かったし……。秋アニメだと『SSSS.GRIDMAN』が世間的にも一番だったんじゃないかと思うんですが、なんせ今年の最後に出てきたアニメだから、今年を代表するアニメと言ってしまって良いのかどうなのか。

映画だと、『若おかみは小学生!』がSNSの口コミなんかで評判が広がって人気を博した、って話を見かけましたけど、これ最終的にどれくらいヒットしたんですかね?(私好みでは無さそうだったので観てはいない)

そういや『リズと青い鳥』も結局劇場に観にいって無くて、BD買おうかとも思ったけど年末ジョジョ+グリッドマン+ガルパンのBD買うと決めちゃったもんだから見送ったのでした。来年どこかで買おうか……。